皆さんいつもお疲れ様です。ツヨシ(@tuyoshikaigo)です。
今回は、訪問介護の支援時間について、わかりやすく徹底的に解説していきます。
訪問介護の支援時間については、地域や場所によって若干異なります。
ですから、私が働いていた訪問介護事業所での支援時間を基に記事を書いていきます。
このような方々に見て頂きたい。
訪問介護の仕事を始めたばかりで、支援時間やサービス内容がわからない人
訪問介護のヘルパーとして働きたいけど、時間がわからない人
支援時間とサービス内容を復習したい人
訪問介護の支援時間はややこしいという方多いと思いますが、実は暗記をするポイントさえ間違わなければ、すぐに覚えることができます。
そのポイントについても、今回もしっかりと記事にしてきます。
この記事を見て頂くことで、訪問介護の支援時間やサービス内容についての覚え方のポイントを掴むことができ、完璧に覚えることができます。、
はじめに
訪問介護の支援時間は、サービス内容(介護をする内容)によって異なります。
支援時間の説明に入る前に、サービズ内容について簡単に解説します。
サービス内容は大きくわけて以下の2つです。
サービス内容について
身体介護→入浴介助や移動・移乗介助等、身体に触れる介護
生活援助→買い物、掃除、洗濯等、日常的な家事をする介護
大きく分けて、2つですが、以下のような場合は身体生活が混合したサービス内容となります。
- 着替えやオムツ交換(身体介護)と朝ごはんの調理や掃除(生活援助)
- 一緒に調理をできる部分は一緒に行い(身体介護)、出来ない部分をヘルパーが調理する(生活援助)
2つ目に関しては、介護は自立支援(自分でできる部分は本人行ってもらって、出来ない部分をフォローする)です。
生活援助の中で、ご自分が行える部分は、一緒に行い、できない部分はこちらもフォローをするというケースがあれば、身体と生活の混合したサービスで請求できることが多いです。
では、本題の支援時間について、サービス内容ごとに解説させて頂きます。
訪問介護の支援時間(身体介護)
訪問介護の支援時間は、呼び方にルールがあります。
例えば、身体介護を30分行ったら、身体1と呼びます。
わかりやすく表にしましたので、ご覧ください。
サービス内容の名前 | 時間 | 一般的な時間 |
身体1 | 身体介護を行う時間が20分以上30分未満 | 30分 |
身体2 | 身体介護を行う時間が30分以上60分未満 | 60分 |
身体3 | 身体介護を行う時間が60分以上90分未満 | 90分 |
簡単にいうと、身体介護を行う訪問介護の支援時間は30分ごとに増えていきます。

身体5は150分ということね!
その通りです。身体○の時間=30分×○の数字の部分と覚えると覚えやすいです。
訪問介護の支援時間(生活援助)
生活援助は、事業所によって提供時間が異なります。
サービス内容の名前 | 時間 | 一般的な時間 |
生活2 | 生活援助を行う時間が20分以上45分未満 | 30分(45分) |
生活3 | 生活援助を行う時間が45分以上 | 45分(60分) |
生活援助は30分と45分の2種類しかありません。

70分やっても生活3なの?
そうです。45分以上は何分やっても生活3です。
訪問介護の支援時間(身体介護と生活援助の混合型)
身体介護と生活援助は少し複雑ですが、ポイントさえつかめば簡単に覚えられます。
サービス内容の名前 | 身体と生活の割合 | 具体的な時間 |
身体1生活1 | 身体1(30分)+生活1(20分) | 50分 |
身体1生活2 | 身体1(30分)+生活2(45分) | 75分 |
身体1生活3 | 身体1(30分)+生活3(70分) | 100分 |
身体2生活1 | 身体2(60分)+生活1(20分) | 80分 |
身体2生活2 | 身体2(60分)+生活2(45分) | 105分 |
身体2生活3 | 身体2(60分)+生活3(70分) | 130分 |
身体3生活1 | 身体3(90分)+生活1(20分) | 110分 |
身体3生活2 | 身体3(90分)+生活2(45分) | 135分 |
身体3生活3 | 身体3(90分)+生活3(70分) | 160分 |
覚えるポイントは4つ
- 身体は30分ごとに身体○に+1される
- 生活は25分ごとに生活○に+1される
- 生活は混合型にのみ、生活1(20分)という区分が発生する
- 生活は生活3までが上限
訪問介護の支援時間(何時から何時間まで訪問できるの?)
訪問介護の支援時間について、こんな質問があります。

訪問介護って基本的に何時〜何時までなの?

基本時間は、8時〜18時です。
訪問介護の、基本時間は8時〜18時までとなります。
それよりも、前や後の時間は、加算料金を頂いて対応します。
(会社に対応できる人がいなければ、成立しません)
以下の表を見て頂けたらと思います。
加算の名称 | 時間 | 加算される% |
早朝加算 | 6時〜8時 | 25% |
夜間加算 | 18時〜22時 | 25% |
深夜加算 | 22時〜翌朝6時 | 50% |
ポイント
サービズが開始された時間で、加算が決まります。
例えば、17時〜18時半まで支援があったとしたら、スタートは17時になりますので、加算はつきません。
サービスが開始された時間が、何時からかによって加算の有無は決まります。
少し加算の説明になってしまいましたが、訪問介護は、会社に訪問できる人がいれば、何時でも訪問することができるということが結論です。
(早朝や夜間については、一度事業所に問い合わせて下さい。事業所によります)
訪問介護で派遣社員で働くのはあり
ここまで、訪問介護の支援時間について、解説してきましたが、ご理解頂けたように、1件1件の支援がそこまで長くないです。
そのため、派遣社員として訪問介護で働くことを推奨します。
訪問介護で、派遣社員で働くのを推奨する理由
- 時給が高い場合が多い
- 決まった時間で、支援(介護)を終わることができる
- 外に出れる
- 1日中、利用者様につきっきりでなくて良い
派遣社員ですと、派遣会社の担当者が会社と、僕たちの間に入ってくれるので、仕事を始める時に非常に心強いです。
あと、未経験でもOKという場所であれば、経験者の方より時給が高いということがほとんどです。
ぜひ、この記事をきっかけに、派遣社員として訪問介護で働くことを推奨します。
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まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を読んで頂いたことで、訪問介護の支援時間についてご理解頂けたかと思います。
最後に、このページのポイントについてまとめると
- 身体介護は30分ごとに身体○に+1
- 生活援助は単体だと、生活2(30分)と生活3(45分)しかない。
- 生活援助は、身体介護と混合型だと、生活1(20分)の支援を行うことができる。
- 身体と生活の混合型の場合、身体は30分ごとに身体○に+1、生活は25分ごとに生活○に+1
- 訪問介護は基本的に、8時〜18時
- 早朝、夜間、深夜加算がそれぞれのサービスの開始時間によって発生
以上のポイントを抑えれば、訪問介護の外枠について、だいぶご理解頂けたことになります。
1日30分ぐらいなら時間を空けることができるという方は、是非訪問介護の仕事を行いましょう。
あなたの30分で、お困りな利用者様をお金を稼ぎながら援助することができます。