
皆さんお疲れ様です。ツヨシです。
介護のブラック企業で、4年間パワハラから耐え抜いた僕がどのようにパワハラから切り抜けてきたを解説します。
以前僕はこのようなブラック企業で働いておりました。
- 月に残業時間150時間
- 残業は全てサービス残業
- 月の休みは実質3日
- 夜中の2時まで仕事(繁忙期)
これだけ働いても、経営者(上司)からは、罵声を浴びせられとしつこい電話が業務時間外にかかってきました。
いつの間にか僕は、経営者から電話がかかってくることが怖くなっていました。
おそらくこの記事を読んでいる方は、誰かからパワハラを受けて困っている方かと思います。
この記事を読んで頂くことで、上司からのパワハラから切り抜けることができます。
ブラック企業でのパワハラから切り抜けるための下準備
ブラック企業でパワハラから切り抜けるための下準備として以下の3つのことを行いましょう。
- パワハラについて知る
- 転職サイトに登録
- ボイスレコーダーの準備
- 家族に相談
この4つは必ず行っておきましょう。順番に解説していきます。
パワハラについて知る
今回の記事で、パワハラについての理解を深めておきましょう。
パワハラの定義
検討会報告書においては、以下の①~③の要素をすべて満たすものを職場のパワーハラスメントの概念と整理。
①優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
②業務の適正な範囲を超えて行われること
③身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
○ 職場のパワーハラスメントの典型的な例として「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グ
ループ報告」において「職場のパワーハラスメントに当たりうる行為」として挙げられた6つの行為類型が考えられる
が、行為の態様が、6つの行為類型に該当しそうな行為であっても、上記①~③の要素いずれかを欠く場合であれ
ば、職場のパワーハラスメントには当たらない場合があることに留意する必要がある。6つの行為類型
・身体的な攻撃・精神的な攻撃
・人間関係からの切り離し
・過大な要求
・過小な要求
・個の侵害
詳しくは下記を参照
厚生労働省「パワーハラスメントの定義」参照
びっくりすることに、僕がいた会社ではほとんど当てはまりました。
記事と参考URLを読んで、どのようなことがパワハラなのかを理解しましょう。
転職サイトの登録
パワハラを切り抜けるために精神安定上必ず必要な行動は、転職活動です。
しかしあなたがもし、ブラック企業で働いていたら、転職フェア等に行っている時間はないかと思います。
そういった時は、転職サイトに登録をすることを推奨します。
僕がさらにオススメするのは、派遣会社に登録することです。履歴書の添削、見学や面接の日にちの設定、そして給料の相談まで、全て派遣会社の担当が行ってくれます。
あなたが、時間がないけど、次はホワイト企業で働きたいという願望があるならば、派遣会社に登録をしましょう。
ボイスレコーダーの準備
パワハラをしてくる人はヒートアップしてくると、ファイルや手帳を投げてくることがります。
写真を撮ることは難しいので、ボイスレコーダーを持って、酷い時は、ボイスレコーダーで声を録音しておきましょう。
後々証拠として役に立ちます。
家族に相談
ブラック企業にいると、相談できる相手も減っていき、最後は孤独を感じるようになり、「自分には仕事しかない」と究極の勘違いをしてしまっている可能性があります。
家族に相談することで、常に緊張してしまっている状態から、少し冷静に物事を考えることができるようになります。
現状の状態を伝え、「精一杯やってダメだったら仕事を辞めるかもしれない」としっかりと伝えましょう。
間違いなく気持ちが楽になります。
準備の解説が長くなりましたが、パワハラ上司と仕事をするならば、準備が一番大事と言っても過言ではありません。
しっかりと準備をするようにしましょう。
体験談、ブラック企業パワハラ経営者の切り抜け方①仕事を断る

僕が実際にブラック企業のパワハラ経営者に行った方法として、無理な仕事を断固として断りました。
正直ものすごく怒られます。そして30分で10回ぐらい電話をかけて、怒って電話を切ってを繰り返されます。
脅されても仕事を断ります。
もし、暴力を振られたり、暴言が酷い場合はボイスレコーダーを使いましょう。
実際にあった話
月末3日前の営業時間外に会社に社長から電話がかかってきた時のこと
社長「月末までに、パワーポイントで資料を作ってくれ」「急遽会議が入ってしまった」
ツヨシ「月末は請求業務があって難しいです。別の人に頼んでいただけますか?」
社長「そうか、月末だったな。他の人に頼むことにする」
ツヨシ「またお手伝いできる仕事があればいつでも声かけて下さい」
社長「おう、では頑張って」
5分後再度社長から電話
社長「さっきの話だけど、社長の俺が直々に命令しとるのになんでできんだ」
ツヨシ「月末で請求業務があって、今日も夜21時ぐらいに帰りがなりそうです」
社長「そんなもん日中に時間作れんお前がいけないだろうが。俺がやれと行ったらやれ」
ツヨシ「すみませんキャパオーバーなので出来ません」
社長「もういい」電話切る
3分後…と30分ぐらい永遠に怒鳴られ続けられましたが、結局断ることができました。
その後経営者から、月末に仕事を頼まれることはありませんでした。
断ることで、本当に難しいと相手がわかることで、パワハラの1つである過大な要求から切り抜けることができます。
しかし相当怒られますので、事前準備はしっかりと行ってから行動されることを推奨します。
体験談、ブラック企業パワハラ経営者の切り抜け方②辞めると言う

2つ目の体験談は、僕と同じ立場の人が使ったブラック企業の経営者に対して取った方法なのですが、上司や経営者に「辞める」と言うのは効果的な切り抜け方法です。
(転職先を決めたり、転職サイトに登録してからこの方法は行いましょう)
ここでも怒鳴られますが、どうせ辞める会社ならばと言う気持ちで少し戦いましょう。
パワハラをしてくる上司や経営者は、良くも悪くもあなたのことが気になって仕方がありません。
僕ではないのですが、僕と同じ立場の人が社長ち戦った話
Yさん「もうこれ以上仕事をすると体がもたないから仕事を辞めます」
社長「甘えるな!他の人はみんな通ってきた道だ」
Yさん「給料も少ない、休みも少ない、残業代も出ない何がこの会社に魅力があるのですか」
社長「いい加減しろ!会社が大きくなって評価が上がれば、地域ナンバーワンの給料ぐらい出してやる」
Yさん「とにかく辞めます」
社長「勝手にしろ」電話切る
その後5分後また社長より電話かかってくる
社長「ツヨシと1回話をして、ツヨシに電話させろ」
Yさん「わかりました」
ツヨシ「えぇぇ」
5分後ツヨシの方へ社長から電話
社長「Yは、そんなに遅くまで仕事をしているのか?
ツヨシ「そうですね、平均僕とYは3時間ぐらい残業伸びましたね」
社長「どうすればいいと思うだ?」
ツヨシ「人員を強化するか、無駄を省くかですね」
社長「よし人を採用するようにするから、Yに言っておけ」
ツヨシ「ありがとうございます」
そして2週間後僕たちのポジションは2人体制になり、仕事が少し楽になりました。
このように、本当に辞めさせたくない人は、なんとか辞めさせず仕事をしてもらおうとしてきます。
過大な要求や過小の要求等のパワハラからある程度切り抜けることができます。
1つ注意点ですが、必ず派遣会社等登録をして、次の転職先の目処が立った上でこの行動は起こしましょう。
体験談、ブラック企業パワハラ経営者の切り抜け方③敢えて仲良くなる

この体験から、ブラック企業以外ではない、パワハラ気質の上司や経営者によく使う手ですが、敢えて仲良くなろうとします。
相手が電話をかけて、無理な要求をしてきたり、怒りや愚痴を溢される前に、こちらから電話をして、随時報告をするという方法です。
僕の個人的な感覚ですが、パワハラをしてくる人って以下のような人が多いです。
- 寂しい人
- 小心者(病的な不安)
- 人間不信
- 俺が一番だと思いたい欲求が強い人
- みんな俺のこと好きになって欲しい人(頼ってほしい)
この5つのような特徴を強く感じます。
この5つの欲求を1つずつ満たしていくことで、無理な要求は少しずつ減っていく様になりました。
後、自分の時間がある時に電話や会話をするようにすると、その会話のついでに頼まれるので、少し余裕を持って仕事が出来る様になります。
これで、逆に無理難題がエスカレートしてくるようにでしたら、無理をしすぎず転職をすることを考えましょう。
もし背中を誰かに押して欲しいならば、家族に相談してみましょう。
ブラック企業で何かする際は、やはり準備が大切
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ブラック企業の上司や経営者のパワハラから切り抜ける3つの方法について解説しました。
ブラック企業は、1回の行動で、仕事環境が悪化する可能性が高いです。そのために必ず切り抜けるための行動をする前に、この記事で書いた4つの準備を必ず行っておきましょう。
この記事を読んだことにより、上司や経営者からのパワハラの切り抜ける方法を学んだと思います。しっかりと準備をして、準備が整い次第実践してみましょう。
こちらに登録をして、上司や経営者からのパワハラを切り抜ける準備をしましょう。
この記事はこのような方々に読んで頂きたい。
・ブラック企業でパワハラを受けている人
・パワハラをなんとかしたい人
・精神的に限界な人